今戸神社（いまどじんじゃ）

今戸神社（いまどじんじゃ）は、東京都台東区浅草に位置する神社で、縁結びのパワースポットとして知られています。1063年に創建され、伊弉諾尊（いざなぎのみこと）と伊弉冉尊（いざなみのみこと）の日本神話における最初の夫婦神を祀っています。

縁結びの神社

今戸神社は、恋愛成就や良縁を求める人々にとってのパワースポットとされており、特に若い女性の参拝者が多く訪れます。神社内には、縁を結ぶための特別な絵馬（えま）があり、円形のデザインが特徴です。この形は「縁（えん）」と「円（えん）」の言葉遊びを反映しています。

招き猫の発祥地

招き猫（まねきねこ）の発祥地とも言われており、境内には多くの猫の置物が見られます。
なかでもカップルの招き猫は、写真を撮って待ち受けにすると良縁に恵まれるされています。

招き猫の言い伝え

その昔、今戸に住む貧しい老婆が、生活に困窮し飼っていた猫をやむなく手放しました。
するとその猫が夢に現れ「私の姿を人形にして祀ると幸せになる」と告げました。
老婆は猫の姿を今戸焼にして売り出したところ、たちまち大ヒットしました。
これが現在の招き猫の起源とされています。