
恋路海岸(こいじかいがん)は、石川県能登町にある海岸で、恋愛成就や縁結びのパワースポットとして多くのカップルに人気があります。
見附島から恋路海岸までの3.5kmの海岸線は、「えんむすビーチ」と呼ばれ恋人たちの散歩道として賑わいます。
伝説と歴史
恋路海岸には、悲しい恋の伝説が伝わっています。
昔、鍋乃と助三郎という愛し合う二人の若者がいました。あるとき助三郎は恋敵の源次の罠にかかり海に沈んでしまいます。鍋乃も彼を追って海に身を投げ、二人は共に命を落としました。この悲しい物語が、恋路という名前の由来となっています。
この悲劇の後、恋敵の源次は自らの過ちを悔い、出家して二人を弔うために観音堂を建立し、助三郎と鍋乃の冥福を祈り続けたとされています。
えんむすビーチ
恋路海岸から見附島までの約3.5キロメートルの海岸線は「えんむすビーチ」と呼ばれ、カップルの聖地として知られています。えんむすビーチには、恋愛成就を願うための「幸せの鐘」「恋路物語銅像」「弁天島」「恋路観音像」などのモニュメントが設置されており、訪れるカップルは「幸せの鐘」を鳴らして願いを込めることができます。
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