神居古潭（かむいこたん）

神居古潭（かむいこたん）は、北海道旭川市に位置するパワースポットで、アイヌ語で「神の住む場所」を意味します。

石狩川の急流と美しい自然景観が特徴で、古くからアイヌの人々にとって聖地とされてきました。
自然のエネルギーが満ちていて、多くの訪問者が癒しを感じるために訪れています。
なかでも吊り橋や旧駅舎の周辺は、不思議な感覚を体験できるスポットとして知られ、吊り橋では時空が歪む感覚を体験する人もいるそうです。

神居古潭の歴史と伝説

アイヌの伝説によると、この地に住む悪神ニッネカムイは、巨岩を使って川をせき止め、洪水を引き起こしアイヌの人々を滅ぼそうとしました。
この危機に対抗するため、英雄神サマイクルが現れます。サマイクルは巨岩を蹴飛ばし、刀を抜いてニッネカムイの首を斬り落としました。この戦いの結果、ニッネカムイは岩となり、神居古潭の各所にその痕跡が残っています